診療内容

糖尿病網膜症

糖尿病による網膜最小血管障害を原因として発症し、網膜の機能障害を引き起こす疾患である。

重篤な視力障害をおこす病態は、

[1] 増殖糖尿病網膜症(網膜剥離、新生血管緑内障)
[2] 糖尿病黄斑浮腫です。

進行すると失明する危険性があります。(中途失明原因第2位)
定期的な眼底検査が必要となります。

[1] 網膜症の眼底所見は大きくわけて3つの病期に分類されます。

・単純糖尿病網膜症
・増殖前糖尿病網膜症
・増殖糖尿病網膜症

診断

眼底検査、OCT(光干渉断層計)

治療

血糖管理、網膜光凝固(レーザー治療)、硝子体手術

[2] 糖尿病黄斑症

毛細血管瘤や網膜毛細血管の透過性亢進により、血漿成分が網膜内に貯留することで生じ、視力低下をきたします。
糖尿病網膜症の病気に関連なく発症します。
網膜の血管透過性亢進には血管内皮増殖因子(VEGF:vascula endothelial factor)と呼ばれる血管新生因子が関与しています。

治療

抗VEGF薬硝子体注射(ルセンティス®・アイリーア®)
レーザー治療(網膜光凝固)

進行した症例では、硝子体手術が必要な場合があります。

加齢黄斑変性(AMD)

50歳以上の約1.2%(80人に1人)にみられ、加齢により多くなります。
日本人では男性に多く、喫煙率が高いことが影響していると考えられます。
成人の失明、視力低下の主原因となっており、近年我が国でも増加傾向です。

危険因子

○喫煙   ○太陽光   ○加齢   ○高脂肪食   ○肥満   ○抗酸化物質の摂取不足

眼の構造と黄斑

網膜には、黄斑と呼ばれる文字を読んだり、詳細を見分けたりする大切な場所があります。さらに黄斑の中心は中心窩とよばれ視力にもっとも重要な場所です。

症状

視野の真ん中が歪んだり、暗くなって見えにくくなります。

分類

○萎縮型加齢黄斑変性    ○滲出型加齢黄斑変性

萎縮型加齢黄斑変性
網膜の細胞が加齢により変性し、老廃物が蓄積して栄養不足に陥ります。
その結果、徐々に萎縮していきます。
時間経過とともに、滲出型に移行することもあります。
定期的な眼底検査が必要です。

滲出型加齢黄斑変性
網膜の外側にある脈絡膜から網膜にむかって、新生血管という正常とは違う異常な新生血管(CNV)が形成されます。もろく破れやすいため、出血や血液中の水分(滲出液)がもれやすく、黄斑部の網膜にたまり、著しい視力低下をきたします。
VEGFは、正常な血管を形成維持するために必要不可欠な物質ですが、新生血管を発生させるなど、加齢黄斑変性では悪い働きをします。

診断

○眼底検査   ○光干渉断層計(OCT)

治療

中心窩の下に新生血管がある時におこなえる治療法
・抗VEGF薬硝子体注射(ルセンティス®、アイリーア®)
・光感受性物質(ビスダイン®)を用いた光線力学療法(PDT)

中心窩から離れたところに新生血管がある時におこなえる治療方法
・レーザー光凝固

飛蚊症

明るい所や白い壁を見つめた時に、目の前に虫や糸くずなどの「浮遊物」が飛んで見えることがあります。
このような症状を飛蚊症と呼んでいます。

加齢による飛蚊症
老化現象によってできた硝子体内の濁り(後部硝子体剥離)が網膜に投影され、蚊が飛んでいる様に見える症状です。

治療が必要な飛蚊症
網膜に穴が開く網膜裂孔や網膜剥離を起こしている場合、放置することにより失明することがあります。

鑑別が必要となります
 ・網膜裂孔
 ・網膜剥離
 ・硝子体出血 (糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、網膜細動脈瘤、加齢黄斑変性、外傷など)
 ・ぶどう膜炎

網膜中心静脈閉塞症

視神経内の網膜中心静脈に血栓が形成され、静脈内圧が上昇する結果、網膜の全ての静脈に拡張と蛇行を生じ、血漿及び血球成分が血管外に漏出します。

症状

黄斑浮腫を伴うと、視力低下を強く自覚します。

合併症

新生血管緑内障を合併することがあります。
早めの診察により適切な治療を要します。

治療

抗VEGF薬硝子体注射(アイリーア®・ルセンティス®)
網膜光凝固

網膜静脈分枝閉塞症

網膜内の静脈分岐に血栓が形成され、静脈内圧が上昇する結果、血漿及び血球成分が血管外に漏出し、網膜出血を生じる疾患です。

症状

飛蚊症
黄斑浮腫を伴うと視力低下を自覚します。

治療

抗VEGF薬硝子体注射(アイリーア®・ルセンティス®)

黄斑上膜(網膜前膜)

網膜内境界膜上に形成された線維増殖組織が、黄斑部に好発します。
この膜により、視力低下、歪みを自覚します。

治療

硝子体手術

黄斑円孔(突発性黄斑円孔)

加齢に伴い、後部硝子体膜が網膜から剥離する一方で、生理的に接着が強い黄斑部(中心窩)においては接着が保たれる場合があります。
これにより中心窩の牽引が強く、黄斑円孔を生じるとされています。

症状

視力低下、変視

治療

硝子体手術

Information

お知らせ
年末年始休診のお知らせ
12月29日(日)~1月5日(日) 休診とさせていただきます。
1月6日(月)より通常どおり診療開始となります。
お知らせ
コンタクトレンズの販売中止のお知らせ
下記商品を販売中止とさせていただきます。
Johnson&Johoson
・ワンデーアキュビュー モイスト乱視用
Alcon
・デイリーズアクアコンフォートプラストーリック(乱視)
・デイリーズアクアコンフォートプラスマルチフォーカル(遠近)
SEED
・1dayPureうるおいプラス マルチステージ(遠近)
CooperVision
・プロクリア1day
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大型連休(GW)休診のお知らせ
4月28日(日)~5月6日(月)休日により休診となります。
ご迷惑をおかけいたしますが、宜しくお願いいたします。
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当院では予約の方を優先させて頂いております。お電話にてご予約下さい。
初診の方も予約可能です。 眼鏡処方箋、初めてのコンタクトレンズ、色覚検査、視野検査等はご予約制となっております。
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CooperVision バイオフィニティ トーリック(乱視) の取扱いを開始いたしました。
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ソフトコンタクトレンズ(2week)
CooperVision バイオフィニティ マルチフォーカル(遠近両用)の取扱いを開始いたしました。
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お知らせ
コンタクトレンズ販売価格を変更させていただきます。
当院取り扱いの「ジョンソン&ジョンソン社(全製品)」と「アルコン社(Total-1)」より物流コスト上昇に伴う大幅な値上げ通知があり販売価格を上げざるを得ない状況となりました。
つきましては、当院院内処方価格を改定させていただきます。
2018年6月1日より ジョンソン&ジョンソン社(全製品)販売価格改定済みです。
2018年7月2日より アルコン社(Total-1のみ)の販売価格改定となります。
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ソフトコンタクトレンズ(2week)
SEED 2weekPureうるおいプラス乱視用の取扱いを開始いたしました。
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ソフトコンタクトレンズ(2week)
Alcon エア オプティクス プラス ハイドラグライドの取扱いを開始いたしました。
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Alcon デイリーズトータルワン 遠近両用
の取扱いを開始いたしました。
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ソフトコンタクトレンズ(1day)
SEED 1dayPureうるおいプラス 乱視用
の取扱いを開始いたしました。
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・CooperVision Myday乱視
ソフトコンタクトレンズ(2week)
・Alcon エアオプティクス アクア
・SEED 2weekPureうるおいプラス
・J&J アキュビュー オアシス
・J&J アキュビュー オアシス乱視
・CooperVision バイオフィニティ
の取扱いを開始いたしました。
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