診療内容
緑内障
当院では早期発見早期治療に力をいれています。
疫学
日本では、岐阜県多治見市において大規模疫学調査(多治見スタディ)をおこないました。40歳以上の20人に1人(5%)、高齢になるほど増加し70歳以上では7~8人に1人が緑内障といわれております。
我が国ではその中でも眼圧が正常な、正常眼圧緑内障(3.6%)が大多数を占めています。
症状
早期では、自覚症状が乏しいです。
末期(緑内障が進行して)になって初めて、視野欠損を自覚します。
一度失ってしまった視野は元に戻すことはできません。
末期になるまで自覚症状が乏しいため、早期に検査をすることをおすすめいたします。
検査
○眼圧○隅角検査○眼底検査○視野検査○OCT(三次元光干渉断層計)
治療
眼圧を下げることが、視野進行を防ぐ唯一の手段となります。
まずは点眼薬での治療となります。
点眼薬で視野維持が困難な場合は、手術が必要となることもあります。
緑内障は、失明する可能性がある疾患です。 (中途失明原因第1位の病気です)
緑内障の進行は、治療により防ぐことができます。
一度失ってしまった視野は元に戻すことはできません。
根気よく治療を続ければ。十分に視野と視力を保っておくことができます。
早期に治療を開始し、定期的に眼科を受診することが大切です。
当院では、自動視野計(ハンフリー)、OCT(光干渉断層計)を用いて定期的な検査をおこなっております。
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